Vercelの請求書(インボイス)をダウンロードする方法
Vercelのダッシュボードでチームを選び、Settings → Invoicesを開いて、各請求書の行からPDFをダウンロードします。請求情報を扱えるのはチームのOwnerとBillingロールで、無料のHobbyプランには請求サイクルがないため月次の請求書はありません。
約5分2026年10月18日 確認
要点
- ダッシュボード → チームスイッチャーで支払い元のチームを選択 → Settings → Invoices
- 請求書の行にあるダウンロードアイコンか「…」メニューからPDFを保存
- 請求書メールは既定でチームの最初のOwner宛て。Settings → Billingの「Invoice Email Recipient」で変更できます。
- 会社名・住所・税番号はSettings → Billingで設定し、反映されるのは今後の請求書のみです。
始める前に
- ProまたはEnterpriseプランのVercelチーム(Hobbyは無料で請求サイクルがありません)
- そのチームのOwnerロールまたはBillingロール
請求書PDFをダウンロードする
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支払い元のチームを開く
vercel.comにログインし、左上のチームスイッチャーで請求書が必要なチームを選びます。請求はチーム単位なので、個人のHobbyチームと会社のProチームでは請求書の一覧が別々です。
vercel.com/login - 2
「Settings」→「Invoices」を開く
サイドバーの「Settings」を開き、設定メニューの「Invoices」を選びます。現在と過去の請求書が発行日とともに表示されます。サイクル途中で先に発行された請求書には「Partial」と表示されます。
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PDFを保存する
請求書の行にあるダウンロードアイコンか「…」メニューからPDFをダウンロードします。内訳を先に確認したい場合は請求書を選ぶと、請求書番号、発行日、支払期日、項目ごとの金額が表示されます。
チームを削除すると請求書の履歴も消え、復元できません。帳簿や確定申告に使う請求書は、削除前にすべてダウンロードしてください。
請求書を経理用のアドレスで受け取る
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「Settings」→「Billing」を開く
同じチームでサイドバーの「Settings」を開き、「Billing」を選びます。
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「Invoice Email Recipient」を入力する
下にスクロールし、「Invoice Email Recipient」欄に請求書を受け取るアドレスを入力します。経理の共有アドレスや税理士事務所のアドレスにしておくと、毎月転送する手間がなくなります。未設定の場合はチームの最初のOwnerのメールアドレスに届きます。
届かない場合は、社内メールの迷惑メール設定を確認してください。Vercelもこれらのメールがブロックされることがあると案内しています。
会社名と税番号を請求書に入れる
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請求書の項目を入力する
Settings → Billingで「Company Name」(既定はチーム名)、「Billing Address」(住所)、「Invoice Purchase Order」(発注番号)、「Invoice Language」(既定はEnglish)を設定します。宛名に正式な会社名を入れておくと、経費の証憑として整理しやすくなります。
これらの項目を編集できるのはOwnerとBillingロールだけです。表示される項目はプランによって多少異なる場合があります。
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「Tax ID」を入力する
事業者の場合は「Tax ID」欄で番号の種類を選び、番号を入力します。Vercelのドキュメントに例があるのはEUと英国のVAT番号だけなので、日本の番号に対応する種類があるかは画面の一覧で確認してください。
vercel.com/docs/pricing/taxes - 3
次の請求書が確定する前に保存する
変更は今後発行される請求書にのみ反映され、発行済みの請求書は修正できません。税金が誤って加算された請求書は、税番号を正しく設定したうえでVercelサポートに再発行を依頼します。
vercel.com/help
請求情報を見られるのは誰か
経理担当者にデプロイ権限を与えずに請求書を任せたい場合は、Billingロールを割り当てます。追加料金はかかりませんが、Proチームでは1人だけ、Enterpriseでは複数人に割り当てられます。
| チームロール | 請求に関する権限 |
|---|---|
| Owner | 請求設定、支払い方法、ロール変更を含むすべての権限 |
| Billing | 請求情報・費用・支払い方法の管理。プロジェクトは閲覧のみ |
| Member | プロジェクト作業はできるが、請求情報は編集不可 |
| Pro Viewer | プロジェクトの閲覧のみ。利用状況の詳細と請求情報は見られない |
Hobby・Pro・Enterpriseの請求の違い
- Hobby:無料で、個人的な非商用利用に限られ、請求サイクルがありません。ダウンロードするプランの請求書はありません。
- Pro:毎月カードで支払います。1枚の請求書に、次のサイクルのシート・アドオン料金と、直前のサイクルの超過利用分(on-demand)がまとめて請求されます。年払いはできません。
- Enterprise:契約に応じて1・2・3・6・12か月ごとに請求され、カードまたはACH・銀行振込で支払います。
Proの請求書に載る項目
- プラットフォーム料金:月20ドル。デプロイできるシート1つと20ドル分の利用クレジットを含みます(2026年10月時点のVercelドキュメントによる)。
- 追加のOwner・Memberシート:1シート月20ドル。Viewerシートは無料です。
- SAML SSOやWeb Analytics Plusなどのアドオン:翌サイクルの請求書に明細として載ります。
- 「On-demand Charges」:含まれるクレジットを超えた利用分が、Managed InfrastructureとDeveloper Experience Platformに分けて表示されます。
- 部分請求書(「Partial」):サイクル途中で利用額が社内の基準を超えると、その分だけ先に請求されることがあります。サイクル末の請求書で二重に請求されることはありません。
ドル建て請求と消費税、インボイス制度
Vercelの料金は米ドルで請求されます。円建てのカードでも、カード会社がドルでの決済を認めていれば支払えますが、カード会社の換算レートや海外事務手数料により、カード明細の金額が請求書と少し異なることがあります。帳簿での円換算の方法は税理士にご確認ください。
Vercelは、2026年4月1日以降に発行される請求書から、法律で必要な国ではVAT・GSTなどを請求先住所にもとづいて計算し、別の行で表示すると案内しています。国ごとの税率や、日本の適格請求書発行事業者の登録番号についての記載はドキュメントにないため、実際の請求書の税額欄を確認し、仕入税額控除の扱いは税理士にご相談ください。
Marketplaceの連携サービスは請求書が別です
Vercel Marketplaceから追加したネイティブ連携サービスは、プランとは別のスケジュールで請求されます。OwnerとBillingロールは、サイドバーの「Integrations」→ 対象の連携の「Manage」→「Invoices」で確認できます。
Paidwhere
1年分のVercel請求書を1つの表に
毎月ダウンロードした請求書PDFを無料の請求書CSV変換ツールに入れると、ブラウザの中で表にまとめられます。テキストを含むデジタルPDFに対応し、ファイルはパソコンの外に出ません。
近日公開のデスクトップアプリPaidwhereは、ダウンロードフォルダ(有料プランの機能)に保存された請求書を自動で拾い、日付・取引先・金額のファイル名に変えて月別フォルダに整理します。
よくある質問
- Settingsに「Invoices」が表示されません。
- 別のチームを開いているか、請求情報の権限がない可能性があります。チームスイッチャーで支払い元のチームに切り替えてください。Pro Viewerは請求情報を見られないため、請求書を担当する場合はOwnerにBillingロールを依頼してください。Hobbyチームには請求サイクルがないため、通常プランの請求書はありません。
- 発行済みの請求書の会社名を変更できますか。
- できません。請求情報の変更は今後の請求書にのみ反映され、発行済みのものはそのまま残ります。次の請求書が確定する前に、Settings → Billingで「Company Name」「Billing Address」「Tax ID」を修正してください。Vercelのサポート規約では、請求内容の修正依頼は請求書または領収書の日付から1か月以内とされています。
- 請求書はメールで自動送付されますか。
- はい。請求書はチームの請求書送付先に届き、指定がなければ最初のOwner宛てになります。カードの決済が完了すると、領収書も別に届きます。
- 月の途中でVercelから請求書が届きました。なぜですか。
- 部分請求書の可能性が高いです。Proチームでは、サイクル途中で超過利用額が請求の基準を超えたり、普段より急増したりすると、その分だけ先に請求されることがあります。Settings → Invoicesで「Partial」と表示されます。
- Vercelを年払いにできますか。
- Proプランは月払いのカード決済のみです。年払いはEnterpriseプランで利用できます。
参照した公式情報
以下の公式ページと照らし合わせて確認した内容です。メニュー名は変わることがあるので、画面が違う場合は元のページをご確認ください。
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